【英検準一級に頻出!】「on」を用いたイディオム10

英検準一級に頻出!「on」を用いたイディオム10

みなさん、こんにちは!

今回は、英検準一級によく登場する、「on」を含んだイディオムについて見ていきたいと思います。

前置詞の「on」といえば「接触」を意味する単語ですが、伴う動詞によって表現の幅は広がります。そのため「イディオムは暗記するのが大変」といわれます。ですが動詞の元々の意味と前置詞の持つコアのイメージさえ掴んでいれば、そこまで覚えるのに苦ではありません。今回挙げる10個のイディオムに何度も触れて、実践で応用できるようにしておきましょう。

 

「on」を用いたイディオム、いくつ暗記できていますか?

早速「on」を用いたイディオムを10個挙げましたので、現段階でどれほど暗記できているかチェックしてみましょう。瞬時に意味が出てくるものが7個以上あれば、なかなかのイディオムマスターだと思います。

 

① fall back on  ② touch on    ③ tell on    ④ take on    ⑤ pass on

⑥ hinge on ⑦figure on  ⑧ drag on  ⑨ count on    ⑩ catch on

 

 

いかがだったでしょうか。

全て暗記できていましたでしょうか。それでは一緒に意味を確認していきましょう。

① fall back on

「~に頼る、最後の頼みとする」という意味です。

例: I have a lot of friends to fall back on.(私には頼れる友人がたくさんいる。)

 

② touch on

「説く、言及する」という意味です。

例: My boss touched briefly on the topic during the meeting.(私の上司はミーティングの間、トピックをかいつまんで述べた。)

 

③ tell on

「言いつける、告げ口する」という意味です。「言った(tell)言葉が誰かに触れる(on)」というイメージで覚えてもいいでしょう。

 

④ take on

「雇う、帯びる、引き受ける」という意味です。takeは伴う前置詞によって様々な意味になるので、後ろにくる前置詞の特徴と関連付けて覚えるようにしましょう。

例: He will take on the experiment with his coworkers next month.(彼は来年、同僚たちと共にその実験に取り組むつもりだ。)

 

⑤ pass on

「通り過ぎる、移る、死ぬ、伝える」という意味です。

一見色々な意味があるように思えますが、これも動詞と前置詞の性質を理解していれば、そこまで暗記で苦労はしないはず。passはもともと「過ぎる、通過する」という意味があり、onは「接触」を表します。ということはつまり「誰か(何か)と接触し、通り過ぎる」ということ。そこから「通り過ぎる、移る、死ぬ…」という意味の広がりを持っただけなのです。

 

⑥ hinge on

「決定する、~次第である、定まる」という意味です。もともとhingeには名詞で「ちょうつがい、要点」という意味があり、それにonがついた形ですね。

 

⑦figure on

「当てにする、頼りにする、考慮する」という意味です。

もともと、figureには「形、姿」という意味があり、それにon「接触」するということからこのような意味が生まれたのでしょう。ちなみにfigure out「理解する、解決する、解く」も重要なイディオムですので一緒に覚えておきましょう。

 

⑧ drag on

「長引く、のろのろ進む」という意味です。dragには「引きずる、引っ張る」といった意味があります。パソコン用語の「ドラッグする」はこのdragですね。

 

⑨ count on

「頼る、当てにする、期待する」という意味です。同じような意味で他のイディオムが思いつきますか?depend on、rely on、lean onも「頼る」という意味で準一級には頻出ですので、一緒に覚えておきましょう。

 

⑩ catch on

「人気を得る、理解する、流行る」という意味です。「誰かの心に接して(on)、魅了し、気持ちを捕らえる(catch)」というイメージで覚えてもいいですね。ちなみにcatch up onと間にupが入る場合は「(遅れを)取り戻す、取り返す」という意味になるので、見落とさないように注意しましょう。

 

さて、今回の英検準一級に頻出する、「on」を用いたイディオム10個についてはいかがだったでしょうか。

それぞれ動詞の意味や特徴と前置詞のニュアンスを融合して考えれば、暗記する苦労を少しは取り除けるはずです。また、イディオムを用いて自分でオリジナルの英文を作ってみてもいいでしょう。もちろんその際は、接続詞や関係代名詞などを用いた難しい英文を作る必要はないので、間違いをきにせず気軽に短文を作って暗記できる工夫をしてみても面白いかもしれません。

 


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ABOUTこの記事をかいた人

国際系の大学を卒業後、オーストラリア留学、某国産自動車ディーラー営業職、子ども英会話教室マネージャー、公立中学校の特別学級の担任、都内にある某有名出版社の英文添削者(主に国公立難関校志望の生徒さんを担当)を経験。さらに中学・高校の英語の教員免許取得、英検準一級合格、TOEIC730(2020年1月受験結果)、メンタル心理カウンセラーの資格を活かし、10年以上英語担当の塾講師として全国の学習者の指導に当たっている。また不定期にセミナー講師(心理学を応用した英語学習や自己啓発、スピリチュアル関連)も務めている。