Hello there!
皆さま こんにちは
インストラクターの H. Yoko です。
誰かと連絡を取る時に contact という動詞を使用することがあると思います。ビジネスでも使用できる表現のひとつです。今回は、contact を動詞として使用することを想定してご案内します。
I will contact with the customer…?ん?その英文合ってますか?
早速ですが
-I will contact with the customer tomorrow.
そのお客さまに明日連絡をしてみます
-He says he has already contacted with Mr. Brown by email.
もうメールでブラウンさんに連絡したようですよ
-Who should I contact with first of all?
まずどなたに連絡するべきですか?
違和感はありますでしょうか?
実は全て with は不要なんです。
上記例文のように、電話やメールなどで連絡を取る場合、contact を動詞として用いる場合は、前置詞の with は必要ないんです。ではなぜ必要ないのでしょうか?
contact = communicate with
なるほどね、とお気づきになる方も多いと思います。既に with があるのに更にもうひとつ with は必要ない、ということになります。
似たようなところで…
① discuss
discuss = talk about (something) with + 人
i.e.
-We have been discussing “about” the same thing for 6 hours.
もう6時間も同じことを話し合っている
※ about は不要です
② visit
visit = go and spend time with + 人
visit = stay at + 場所 OR stay with + 人
i.e.
-I am thinking of visiting “to” my grandparents this summer.
夏はおじいちゃんおばあちゃんのところへ行こうかな
(=祖父母のところへ遊びに行く、など~
※ to は不要です
何となく、そしてついつい前置詞を置いてしまいますが、実は不要なんです。
contact with を使うことはあるの?
答えは YES!
少ないかもしれませんがあります。
簡単に言えば「触れる」時です。物理的、もしくは道具などを使用して「連絡を取る」のではなく、「触れる」、または「接触する」という表現をする場合です。
i.e.
-How can we contact with him after the concert? Where is the best place to await him?
コンサートの後、どうすれば近くで見れるかな?どこで待つのが一番いいんだろう?
(=出待ちをして、芸能人などに何とか接触したい、近づきたい、写真を撮りたい、などなど~
-He has been shut up in his room since he left his job, having no contact with the outside world.
仕事を辞めてから、誰とも接触せずに、ずっと部屋に閉じこもっている
(=外部と接触することがない / 外の世界との接触がない、など~
もうひとつ、このような使い方もできます。
i.e.
-I do not contact with these sweaters and cardigans to avoid bad skin irritation.
このセーターとカーディガンは着ないようにしているの、皮膚が炎症を起こすの
(=皮膚のトラブルなどで、素材によっては皮膚が痒くなったり、赤くなったりするので、触れないようにしている
このように、日本語と同じく「身体に触れる」「皮膚に触れる」というイメージでも使用することができます。
See you next time!
*H.Yoko先生の【前置詞をマスターしよう!】シリーズ、前回の記事を見逃した方はこちらからどうぞ!
7年の海外経験の後、日本で英語講師としての長年の経歴があるベテラン講師です。当社内にファンも多く人気講師の一人です。
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