みなさん、こんにちは!
日常会話や文章でよく使う、英語で言えたら便利な表現シリーズです。
今回は「懐かしい」、「情けない」、「馴染み深い」を英語でなんと言うか、例文と合わせて見ていきましょう。
英語で言えたら便利な表現-「懐かしい」
「懐かしい」は、かなり頻繁に使う方も多いかと思います。ですが、英語では意外と直訳が難しい表現なので、シチュエーションによって単語を使い分けると良いでしょう。
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nostalgic
懐かしいといえば一番に思い浮かぶのがこの単語ではないでしょうか。
Cambridge Dictionaryによると、nostalgicの定義は以下のようです。
“feeling happy and also slightly sad when you think about things that happened in the past”
(過去の出来事について考えるとき、嬉しさと少しの寂しさを同時に感じること。)
つまり郷愁のような、やや哀愁を伴う切ない気持ちを含む懐かしさを表す場合はこちらが使えます。
例)Oh, it’s my grandma’s old house. This picture always makes me feel nostalgic.
(あっ、これおばあちゃんの昔の家だ。この写真を見るといつも懐かしい気持ちになるよ。)
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remind me of (that)~
こちらは〜を思い出させるという意味ですが、〜を思い出す、という風に懐かしい気持ちを表せる表現です。
例)I love this song! It reminds me that my dad and I always sang it together in the car when I was a kid.
(この曲大好き!子供の頃お父さんと車の中でいつも一緒に歌ってたなあ。)
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brings back memories
直訳は思い出を蘇らせる ですが、こちらも懐かしいという意味になります。
例)I saw my ex-boyfriend on the street. It brought back memories.
(今日街中で元彼を見かけた。懐かしかったわ。)
他にもシンプルにI miss~というだけでも、恋しい、懐かしんでいる気持ちを表現することができます。
例)I miss my old friends. I miss my everything in London.
(昔の友人たちが恋しい。ロンドンのすべてが懐かしい。)
英語で言えたら便利な表現-「情けない」
何か失敗して自己嫌悪を感じてしまったり、人や状況に呆れたり、哀れんだりするときに使う「情けない」。こちらもシチュエーションによって使う単語が変わってきます。
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pitiful
哀れみや同情を誘うような、という意味です。嫌悪や呆れではなくかわいそうな意味合いです。
例)It’s so pitiful that she doesn’t know the truth yet.
(彼女がまだ真実を知らないなんて見てられないよ。)
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ashamed
恥じるという意味ですが、こちらを使って自己嫌悪感などを表すことができます。
例)I’m ashamed of my behavior.
(私は自分の振る舞いを恥じている。)
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miserable, wretched
こちらは不幸な、酷く惨めな、嘆かわしいなどの意味があります。
例)I feel miserable that I cannot do it even though I tried over and over again.
(何度やってみてもできなくて自分が情けない。)
英語で言えたら便利な表現-「馴染み深い」
最後は「馴染み深い」です。どのような言い方ができるでしょうか。
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familiar
まさにおなじみの表現ですね。前置詞withとtoの使い分けを覚えておくと便利です。
例)He is familiar with Japanese economy. = Japanese economy is familiar to him.
(彼は日本経済に精通している。)
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acquainted
こちらも〜に精通している、知り合いである、という意味です。
例)You should get acquainted with world affairs.
(君は世界情勢についてよく知るべきだよ。)
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intimate
こちらは懇意になる、知識などが深い、詳細な、という意味です。
例)The professor has intimate knowledge of French literature.
(教授はフランス文学について熟知しています。)
いかがでしたでしょうか。
すぐに思いつきましたか?言えそうで言えない表現ですが、missやremindなど、簡単な表現もありましたね。
日本語をそのまま訳そうとするのではなく、本来その単語がどのような意味を持っているのかを考えてみると思いつきやすくなります。また、日本語と英語のニュアンスの違いを確かめるために、Cambridge Dictionaryなどの英英辞書がとても役に立ちます。英単語を英語のまま理解できるので、本来の意味が頭に入ってきやすくなります。しかも英文読解の練習にもなって一石二鳥です。ぜひ日々の学習に取り入れてみて下さい。
海外・外国語大好きライター。
高校生のとき初めて訪れたイギリスがきっかけで、海外の魅力にどっぷりハマる。
英語の他にも様々な言語を学び(ロシア語、フランス語、ポーランド語など)、外国語学習の面白さを知る。
国内で英語を習得し、独学でTOEICスコア870点取得。
二度の留学や海外一人旅、英語講師、商社の海外営業事務として勤務した経験から、英語学習に役立つコンテンツをお届けします。
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