【英会話に必須】数えられない?単位は何?可算・不可算名詞を整理しよう!

【英会話に必須】数えられない?単位は何?可算・不可算名詞を整理しよう!

みなさん、こんにちは!

数えられる名詞と数えられない名詞ってややこしい…。

英語を勉強していると一度はそう感じたことのある方も多いのではないでしょうか。日本語にはない概念なので理解するのはなかなか難しく、迷ってしまいますよね。

ただ、英会話でも英作文でも避けては通れない英語の可算(countable)・不可算(uncountable)名詞、これを機に整理してみましょう!

 

英会話でおさえておきたい可算名詞の基本的な使い方

可算名詞は、りんごや椅子、本など形状が定まっていて一つ一つの個体が分かりやすく数えられる名詞です。つまり数で考える名詞です。

一つの場合は単数系のa、二つ以上の場合は複数形の-sが付き、an apple, two chairsというふうに数に合わせて使い分けますが、以下のようなシチュエーションでは複数形を使います。

・漠然とその名詞の全般を表す場合

例)I like dogs.(犬が好きです。)/ I like apples. (りんごが好きです。)/ I like cats. (猫が好きです。)

この場合は、対象のことが総じて好きだと言いたいので複数形を使います。

例)All people die someday. (すべての人はいつか死ぬ。)

人全般のことを表しているので複数形を使います。

 

英会話でおさえておきたい不可算名詞の基本的な使い方

不可算名詞とは、例えば水やお茶のような液体や、砂糖や空気、感情や気持ちなど形状の特定できないもので、個数を数えることのできない名詞です。つまり量で考える名詞です。そのため、aや-sを付けることができません。

不可算名詞の量を表す場合はa cup of, a piece of, 1kg ofなどの正確な値か、a lot of, some, muchなどの表現を用います。

不可算名詞の量を尋ねるときはHow much~を使います。

以上が可算・不可算名詞の基本です。

次に数えられるのか数えられないのか、見抜きにくい名詞の一例を見ていきましょう。

 

まぎらわしい不可算名詞

furniture 家具

bread パン

money お金

baggage 手荷物

jewelry 宝石

advice 忠告

information 情報

これらの名詞はa piece of furniture, two loaves of bread のように数えます。

※家具や宝石などは数えられるのでは?と思いがちですが、これらは家具類、宝石類、と一まとめにされた種類と考えるので個々に数えられないため不可算名詞です。

 

意味によって可算・不可算が変わる名詞

idea  

可算:思いつき、アイディア、着想

不可算:理解、認識

work 

可算:作品

不可算:仕事

paper

可算:新聞、論文、書類

不可算:紙

room 

可算:部屋

不可算:場所、余地

 

切り分けると不可算名詞になる可算名詞

cake 

a cake (一つのホールケーキ)

a piece of cake (一切れのケーキ)

apple

an apple (一つ丸ごとのりんご)

some slices of apple (数切れのりんご)

melon

a melon (一つ丸ごとのメロン)

a slice of melon (メロン一切れ)

 

不可算名詞の単位

最後に不可算名詞の単位について見ていきましょう。

日本語でいうひとつ、ふたつ、のように、どのような名詞にも万能に使える単位がpieceです。

例)a piece of information (一つの情報), two pieces of advice(二つのアドバイス), three pieces of baggage(手荷物3つ)

 

以下は日本語でいう〜杯、〜本、のような名詞に固有の単位です。

cup    a cup of coffee (コーヒー1杯), two cups of tea (2杯のお茶)

glass  a glass of water (グラス1杯の水), two glasses of orange juice (オレンジジュース2杯)

bottle a bottle of wine (ワイン1本)

slice   two slices of apple pie (二切れのアップルパイ)

loaf    a loaf of bread (パン1斤)

bar     two bars of chocolate (チョコレート2枚)

sheet a sheet of paper (紙1枚)

cake   two cakes of soap (石鹸2個)

 

 

いかがでしたでしょうか。

可算名詞ははっきりと個数を数えられる「数で考える」名詞、不可算名詞はぼんやりしていて個数を数えられない「量で考える」名詞です。

名詞の可算不可算は日本語にない概念で少し難しいですが、この感覚を覚えておくと判断しやすくなるのではないかと思います。ぜひ英語学習に活かしてみてください。

 

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海外・外国語大好きライター。 高校生のとき初めて訪れたイギリスがきっかけで、海外の魅力にどっぷりハマる。 英語の他にも様々な言語を学び(ロシア語、フランス語、ポーランド語など)、外国語学習の面白さを知る。 国内で英語を習得し、独学でTOEICスコア870点取得。 二度の留学や海外一人旅、英語講師、商社の海外営業事務として勤務した経験から、英語学習に役立つコンテンツをお届けします。