【3分で解る!英作文のコツ】should’veって何の略?

【3分で使える英語表現!】should'veって何の略?

Hello from Canada. Fruitful English講師のYukoです。

みなさんは、助動詞やbe動詞を短縮した

I’d, I’m, It’s, I can’t, I don’t などをよく使いますか?

I’d → I would/ I had

It’s → It is/ It has

I can’t → I cannot

I don’t → I do not

色々ありますよね。

論文やフォーマルな文面では短縮せずに表記したほうが良いとされていますが、

短縮形は、日常生活ではむしろ「当たり前」。

とってもよく使われています。

では、こんな短縮形はご存じですか?

should’ve

“ve” って何の短縮形でしょう?

“have” ですね!

should’ve は、

should have の短縮形なんです。

I should have said no.=「ノーと言えば良かった。断るべきだった。」

を短縮すると、

I should’ve said no.

になります。

 

should+動詞の原形でしたら、「~すべき」という意味になります。

I should say no.=「ノーと言うべきだ。」

 

should’ve は、should+have+過去分詞です。

「過去のこと」を「すべきだった」という意味になります。

なので、

I should’ve said no.は、「(過去に)ノーと言うべきだった」になります。

 

would’ve

wouldと一緒に使ってみましょう。

would have は、

would’ve になりますね。

I would have said no. =「ノーと言ったのに・・・」

を短縮形にすると

I would’ve said no.

になります。

could’ve

could もありますよ。

could have は、

could’ve になります。

I could have said no.=「ノーと言うことができたのに・・・」

を短縮形にすると、

I could’ve said no.

になります。

 

ネイティブによくある間違い

なぜ、should’ve, would’ve, could’ve といった短縮形にするかというと、

発音しやすくするためです。

should have というよりも should’ve のほうが発音しやすいんですね。

 

この音から生まれた「ネイティブあるある間違い」があるんです。

私が留学していた時、ネイティブの友人の書いた文章を見て、びっくり仰天しました。

彼女は、

“We should of pointed out that ~. ” = 「我々は、~であると指摘すべきだった」

と書いていたんです。

should は助動詞なので、of という前置詞が続くわけがないのに?!

私は混乱しました。

中高でならった文法がガラガラっと崩れちゃうとまで思いました(大げさですね)。

 

should’ve/ would’ve/ could’ve は、発音すると

should of/ would of/ could of と聞こえるんです。

耳でその音に慣れてしまっているので、ネイティブスピーカーでも、うっかり

should’ve を should of と書いてしまうそうなんです。

 

過去の事実と反対のこと

should’ve / would’ve / could’ve は、

どれも「過去の事実とは反対のこと」を表します。

「もし~だったら」が前提にあって、

should’ve =「~すべきだった」

would’ve = 「~しただろう」

could’ve = 「~できただろう」

どれも「後悔」っぽく聞こえますよね。

いわゆる「タラレバ」ってやつですね。

「そんなこと今いっても仕方がないのに」というわけで、

こんな会話もよくあります(苦笑)。

“That’s enough of ‘should’ve’ ‘would’ve’ and ‘could’ve’!”=「もう『タラレバ』はたくさんよ!」

” There is no point of arguing who should’ve done that.”=「誰がそうすべきだったなんて議論するのは意味ないよ。」

 

生きていれば思い通りにいかないこともありますが、

I should’ve done that!

と叫ぶことがないように、毎日を過ごしたいものです!

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

カナダ政府や日本政府機関でも勤務経験があり、現在も日本で年に一度カナダ外交に関する講座を大学で担当しているというこれまでにない経歴を持つ講師。カジュアルからフォーマルな英語表現まで指導することができます。