Hello from Canada. Fruitful English講師のYukoです。
みなさんは
「完璧な英語」
をめざしていませんか?
もちろん「完璧な英語」ができれば最高です!
でも、私たちが日本語を話す時だって間違えることもあるように、
ネイティブだって、間違えることもあるんです。
Me and John+述語?
ネイティブで、以下のように話す人が時々います。
Me and John went to school together.
さすがに
Me went to school together.
という人はいませんが、
なぜか 「私と誰か」という場合に “Me and 人” を主語にしてしまう人がいるんです。
特に子供によくある間違いですので、
大人が、
“Me and John went to school together.”
と言っていると、
私の個人的感想ですが、幼い言葉遣いのように感じます。
Me は、I の目的格ですので、主語にはなりませんよね。
では、みなさんはちゃんと英語で言えますか?
I and John+述語?
1. 「私とジョンは一緒に学校へ行った。」
2. 「ジョンと私は一緒に学校へ行った。」
という二つの日本語文を見てみましょう。
1と2のどちらも違和感がありませんね。
では、英文にしてみましょう。
1.I and John went to school together.
2. John and I went to school together.
両方正解でしょうか?
それともどちらかだけ正解でしょうか?
正解は、2.です。
英語では、必ず「私=I」が and の後になります。
たとえ人物が増えても、I は必ず最後です。
Mary, John and I went to school.
になります。
日本語では「ジョンと私が~」「私とジョンが~」とどちらでもOKなので、
日本人に多い間違いかもしれませんね。
「誰々と私」という場合は、必ず
「人 and I」の語順で主語にしましょう。
It’s? Its?
「こんな基本的なことが分からないの?」
と思いますよね。
大学生だって、大人だって、間違えちゃうんです。
結構な頻度で、
この二つの違いをわかってない、
わかってても、使い分けない、
という人に出会ってしまいます。
It’s は、It is や It has の短縮形です。
〇 It’s sunny.
〇 It’s been sunny.
✕ Its sunny.
Its は、it の所有格です。
〇 Its name is Tokyo Skytree.
✕ It’s name is Tokyo Skytree.
間違いを恐れずに!
間違わない英語はもちろん大事ですが、
完璧さを目指すあまり、
萎縮してしまったり、
話すのをためらったりしては、
もったいないです。
ネイティブだって間違えることもある。
どーんと構えて、
どんどん英語を使ってみましょう!
カナダ政府や日本政府機関でも勤務経験があり、現在も日本で年に一度カナダ外交に関する講座を大学で担当しているというこれまでにない経歴を持つ講師。カジュアルからフォーマルな英語表現まで指導することができます。
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