「英語ネイティブと対等にやり取りできる
コミュニケーション術」を身に着ける
- メールやメッセージを送っても返事が来ない
- 話しかけても退屈そうな反応が返ってくる、または反応が小さい
- 話を最後まで聞いてもらえない
- 自分が言いたいポイントからずれた返答をされることがよくある(真意が伝わらない)
- 皆の会話にテンポよく入れない
・・・上記のような悩みを持つ方のオーダーメイドコースをつくっていく場合を想定した、カリキュラムの一例です。

ステージ1(1~3ヶ月目)
【文法と語彙の強化】
自分は盤石な土台の上に立っている、という揺るぎない自信があってこそ最初の一歩が踏み出せるのです。何度でも足踏みをして確かめながら基礎を固めていきましょう。

下記文章を訳してみてください。
I think that that that that that boy wrote is wrong.
誤植と思われましたか?いえ、違います。
「私は あの少年が書いたあの"that"は間違っていると思う。」という意味になる立派な英文です。
解体して1つ1つ理解してみましょう。
①I think that ②that that ③that ④that boy wrote is wrong.
①I think that~「私は~と思う」
②that THAT「あのTHAT」←③that(which)④that boy wrote「あの男の子が書いた」is wrong.「のは間違いだ」
文法を説明すると;
I think [that節(接続詞)] [that that(指示代名詞「あの」"that")] [that(=which)関係代名詞] [that「あの」boy] wrote is wrong.
ここまではどこかで目にしてご存知の方も多いかと思いますが、上記文章中thatの用法としてひとつだけ使われていないものがあります。
「とても・それほど」という意味を持つ副詞としての用法です。
He is that smart!「かれはそんなに賢いんだ!」というように使います。
具体的な程度を指して、形容詞や副詞を修飾します。
例えば;
I didn't think the food there was that good.
「あそこの料理はそんなに美味しくなかったな」
I hope she will be that nice.
「彼女がそれほどいい人だといいな」
He is really that good!
「彼って本当にそんなに素晴らしいんだ!」
うっかり関係代名詞かな?接続詞かな?何かの省略?同格?なんて思ってしまいがちですが、後ろにSもVもなく、形容詞が続くことから判断できます。
多彩な英語表現には豊かな文法知識が必須です。この3カ月間のユニットでは、本物の英語運用力を身につけるために、語彙と文法を徹底的にやりなおし、またより深く掘り下げていきます。
教材例
フルーツフルイングリッシュ教材
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「シンプル英語講座」
この講座では、あなたの英語を「ネイティブが使っているような本来のシンプルな英語」に変えるための「6つの原則」をあなたにインストールし、実践できるように指導します。
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「高校英語やりなおし講座」
「中学英語やりなおし講座」の続編「高校英語やりなおし講座」です。今回の講座を受講すれば一通り学ぶべき文法事項がすべて網羅できます。
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「やり直し英文法特別講座」
特に英語中・上級者に喜ばれている英文法のやりなおし用講座です。もっとも日本人に学びなおしが必要な重要なものだけ学びます。
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「仮定法攻略講座」
「ifがきたら、全部仮定法」と思ってはいませんか?基礎から応用まで、仮定法の概念からもう一度正しく学びましょう。
ステージ2(4~6ヶ月)
【話の組み立て方習得ユニット】
あなたが英語を使うシーンをデモンストレーションしてみましょう。
例えば…
あなたは毎日通勤の時に、駅の売店で売っているスポーツ新聞の値段が気になっています。もっと安くてもいいはずだ、と考えます。
さて、英語ネイティブとこのトピックについて話したいと思ったら、どんな風に自分の言いたいことを伝えますか?
I often walk around Shinjuku station and I’ve noticed that some newspapers are too expensive…
あなたはこんなふうに表現するでしょうか。光景が伝わってきますね。良いエッセイになるかもしれません。しかし、目の前にいるネイティブとコミュニケーションする場合、これでは相手からの反応を引き出すのは難しいでしょう。
むしろ、相手はつまらない表情になっていったり、相手の既読無視で話が終わってしまったり、あなたが望む反応とは逆のリアクションが返ってくるかもしれません。
こんなあなたのコミュニケーションが取れない「原因」は、「伝えようとしていることがストレートに表れていない」ことです。つまり、「ストレートに伝える」コツを学ぶ必要があります。
あなたが相手とコミュニケーションを取りたいと思っているなら、下記のように「思うこと」+「どうして」+「詳細」を伝える必要があります。
I think that newspapers are too expensive because…
ポイント1:必要なこと・大事なことを先に伝える
まず無駄な言葉なしで自分の意見を書く練習から始めます。話の核となる部分がハッキリしなければ、詳細な情報はただあなたの話を複雑にするだけです。
ポイント2:理論的に話す
あなたの真意を相手に伝えるために、話の構成を理論的にする必要があります。ロジカルな思考ができるようにしていきましょう。
ポイント3:会話のキャッチボールができるようになる
あなたの意見に対する相手から意見や反論の真意を理解し、どう切り返すかを学びます。
教材例
フルーツフルイングリッシュ教材
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「英語脳になるためのプレ講座」
この講座を受けることで、英語脳シリーズを受講した時に、テキストがぐっと頭に入りやすくなるでしょう。英語脳系講座の受講を迷っている、もしくは受講したけれどあまり身についていないという方にもおススメです。
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「ロジカルシンキング講座」
英語で「伝えたいことを伝えられる」ようになるための論理的思考を養うための講座。伝わる英語の型を学び、実践トレーニングを行いながらロジカルシンキングの方法を学びます。
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「ビジネスライティング英語講座」
実践的なビジネス英語ライティングを専門に学ぶ半年間の英語講座。仕事相手にぴったりの英語表現を使えるようになりましょう!6カ月の無料QAフォローアップ、先生とマンツーマンで繋がれるダイレクトチャットなどの特典付き。
市販教材・課題
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ライティング
教材はありません。講師が出したテーマについて情報収集をし、賛成の意見や反対の意見を書いていきます。さらに自分が書いた文章の分析もします。
ステージ3(7~9か月目)
【リスニング&スピーキング強化ユニット】
語彙や表現力を磨き、話の組み立て方のコツがわかってきたら、それらを活かしてアウトプットする練習をしていきましょう。ただ、ただアウトプットするだけでは不十分です。
あなたがどれだけ興味深いトピックを提示したり、素晴らしい意見を言ったりしても、相手や周囲の聞き手に効果的に伝えることができなければ、有意義な時間は過ごせません。
相手の注意を引き付け、魅力的な話をするための様々なテクニックを効果的に使っていくことが大事です。
言葉の抑揚が与える印象を知るために、「真似」することで、自分に合った話し方を探っていきます。
エクササイズ例
- ① 著名人がスピーチしている動画を繰り返し見て、書き出し、真似する。
- ② 実際に動画と同じスピーチを講師に対してする。
- 暗記の練習ではないので、完全にコピーする必要はありません。あくまでも効果的な話し方(聞かせる話し方)を学ぶための3ヶ月です。
また、相手の話を聞き取れなくては、会話のキャッチボールができませんので、スピーキングと同じぐらいリスニングの力も磨いていきます。
教材例
フルーツフルイングリッシュ教材
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「フルフル英会話」
英会話レッスンを文字に書き起こして添削してフィードバックします。レッスンレポートも充実。短期間で、目に見えて英会話が上達していきます。
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「フルフルLite」
トランスクライブ英会話サービスフルフルの廉価なLite版!ノンネイティブとの英会話レッスンで、フルフルと同等の添削サービスも。
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「英語耳サプリ」
毎週1エピソードを配信。楽しく聞けるリスニングトレーニングで英語耳を鍛えましょう!
市販教材・課題
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動画
スピーチやディスカッションの動画を使います。動画の内容を聞き取って書き出し、それを真似して話すことでリスニングとスピーキングの向上を図ります。
感情表現など効果的な見せ方も一緒に学びます。
ステージ4(10~12ヶ月目)
【コミュニケーション実践ユニット】
これまで学んだことの総仕上げです。
様々なシチュエーションを想定して、ライティングとスピーキングでバランスよく実際にコミュニケーションを取る練習をします。
コミュニケーションをとる相手(例)
友人、知人、同僚、上司、他社の人、見知らぬ人、不特定の人など
スピーキングでは講師が相手役をします。例えば、あるトピックについて会話をし、あなたの話し方が英語ネイティブを引き付けるような話し方でなければ、実際に英語ネイティブがするような反応を講師がします。
ライティングも同様で、相手に読ませる文章を書かなければ、講師から良い反応を引き出せません。
実践後には、自分のスピーキング・ライティングを分析して、良かった点、反省すべき点を挙げ、次のシチュエーションに役立てていきます。
あなたに具体的なターゲットとなるシチュエーション(あなたの職場、あなたが趣味で参加しているアクティビティの場など)があれば、それに合わせた場面設定を具体的に行って練習していくことも可能ですのでご相談ください。
ネイティブとリラックスし、自信を持ってコミュニケーションできるようにしていきましょう。
教材例
フルーツフルイングリッシュ教材
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「ネイティブ式敬語講座」
実はネイティブは日本人が考えている以上の丁寧さで話しています。あなたがまだ知らない本当の敬語の世界をこの講座で学びませんか?
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「ビジネス英語センスグローバルスタンダード化大作戦」
英語圏で仕事をする一流ビジネスパーソンが英語でしくじらないためのアプローチ、テクニックをSayuri先生が短期講座でレクチャーします。Sayuri先生書き下ろしのメルボルン通信付き!
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「アウトプット添削講座」
いよいよフルーツフルイングリッシュの添削は音声の領域まで!あなたの発音のどこが悪いか添削してフィードバック!
今回は、発音、文章構成、単語の選択、話し方までトータルでサポート!
【使用する教材について】
各ステージに記載されている使用教材は一例です。
講師があなたの英語力・興味を踏まえて提案しますので、掲載されている全ての教材を使うわけではありません。
あなたに必要なもののなかから、一部および複数の講座から教材をチョイスします。
教材のみを使ったり、添削・オンラインレッスンも使ったりと講師が最適な組み合わせを提案します。