フルーツフルイングリッシュ 英作文サポート通信 vol.75 2012/08/26 発行 | ||
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こんにちは。 カスタマーサポートセンターの山本です。 残暑お見舞い申し上げます。 厳しい暑さですが、体調を崩さず 元気にやっておられますでしょうか? さて、8月はお盆休みや、まとまった夏休みで比較的 学習の時間がとりやすい時期であるため、 課題の提出量が多くなる時期です。 インストラクターの増員等も順次おこなって おりますが、一部課題について、添削結果の お届けが遅れる場合がございます。 ご迷惑をおかけいたしますが、順次対応 しておりますので、何とぞご理解・ご協力を お願い申しあげます。 さて、今週もいってみましょう。 いきなりですが「慣性の法則」ってご存知でしょうか? この世を支配する物理法則の一つで、 「動き続けるものは動き続けようとするし、 止まっているものは静止し続ける」 という法則です。 宇宙空間である物体、 たとえばボールを指ではじくと、 摩擦がないので、永遠にボールは 宇宙の果てまで飛んでいきます。 つまり、慣性の法則に従って動き続けるわけです。 一方で地球上では摩擦があります。 ボールが地面で動かないのも摩擦ですし、 あなたが手でものをもてるのも摩擦のおかげです。 レインボーブリッジもケーソンと呼ばれる左右の おもりとその摩擦力だけであの橋全体を吊っているんですよ。 止まっているとき、摩擦が一番強くなります。 逆に動いている物体の摩擦力は弱くなります。 地上でボールを押すと摩擦の力が弱まるので、 もう一度力を入れると、 最初より動きやすくなります。 摩擦の力が弱まっているからです。 (ずいぶん前にした)トロッコのたとえ話を 思い出してください。 最初は押す力に比べて摩擦が強いですが、 努力が続けば摩擦より、押す力が勝って 徐々にトロッコは動き始めます。 動き始めると摩擦力が弱いので、 弱いちから(努力)で、 どんどんトロッコは前に進み出します。 そろそろスピード出てきたからいいや! ではそのうちトロッコは止まります。 慣性の法則で、しばらくは動き続けますが、 そのうち、摩擦力が勝ち、止まります。 英語学習にかかわらず、努力はすべてこれと 同じことです。毎日、英語力を維持し、 トロッコを押し続ける必要があります。 一度に瞬発力で行う競技ではありません、 コツコツ地道な競技なんです。 「地道が一番近道」この言葉を贈ります。 週に1回、最低このペースでやって下さいね。 下の「今週の応援メッセージ」はあなたの老後に ついて考えてもらうきっかけの記事です。 | ||
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[191.夏休み] いよいよ待ちに待った夏休み。 日本人旅行者がそれほど多くなく、比較的日本に近いリゾートを探してたんだけど、見つけちゃいました。 ロタ島(Rota Island)!グアム島(Guam)とサイパン島(Saipan)の中間に位置する小さな島だ。 原生林や海など、まだ手つかずの自然が残っているという。 コンチネンタル航空(Continental Airlines)8月10日成田発の便を明日早速予約しよう。
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先週の日経新聞に載っていましたが、 日本の高齢化社会、もはや今の仕組み、つまり 若い世代が高齢世代を支えるというやり方は破綻 するようですね。あちこちにほころびが 見え始めているのはご存じの通りです。 これからを担う若い世代、子供達への政府の 支出額が4兆円程度なのに対し、 高齢者への出費はその25倍の100兆円超。 ほとんどが医療や年金の支払いです。 会社で言うと、これからの会社の売り上げを 担う未来の投資ができず、今いる古い社員 (しかもそれほど働けなくなる)にばかり お金をかけている計算です。 あなたの身近な家族で考えて下さい。 もし、自分の家庭が、 子供に投資する前に、その25倍ものお金を 優先的におじいちゃん、おばあちゃんに費やさざるを 得ない家庭だとしたら。 お金はしかも、子供につけているという状況を。 子供は教育や受けられるべき権利を受けてもいないのに、 おじいちゃん、おばあちゃんに使った 借金だけが残るという構図です。 日経新聞では、高齢者が高齢者を支える 時代にしなければいけないという論旨でした。 そう、フルーツフルイングリッシュの 利用者の中心は30−50代の 現役世代が多いのですが、本格的な 高齢化社会に突入する20−30年後、 そこから、さらに社会の中心で活躍 する可能性があります。 これはうれしいことのような気がします。 準備ができている人にとっては。 以前もメルマガでご紹介したエピソードですが、 私がよく行く銭湯で、20代前半の学生が、 「もっと若い時に勉強しておけば今の人生変わっていた」とか、 まだ若い30前後のサラリーマンらしき同僚同士が、 「学生時代にもっと勉強しておけば良かった、 今からではもうおそい」と、人生すでに 決まったような言い方をするのを、何度も聞きます。 「また同じ奴か?」とおもっても、毎回違います。 でも、それは昔の風景になるような気がしています。 55歳〜60歳で定年を迎えた人には、 これから、会社人生で過ごした総合計の時間以上の 時間を過ごさないといけませんが(ご存じでしたか?)、 なにもせず、悠々自適で過ごせたのも今までの話。 もしかしたら、銭湯で出くわした若者が30年後、 「あ〜、俺も会社員時代にもっと、人脈作ったり、 勉強しとけばよかったな〜、そしたらこれからの 人生かわっていたのに〜」という時代がくるような 気がしてなりません。 これからは、定年後には、自分達で、自分だけでなく 自分達の世代を支えるような生活の仕方、あなたの社会への 貢献が求められるようになるでしょう。 そう、「勉強するのに遅すぎる」、 「今から勉強しても、どうせ追いつけない」、 というのは今、終わろうとする時代の考え方です。 これからは、現役世代の内に、いかに自分が高齢者になった時、 社会を支えられるか、いかにスキルを付けておくかという時代に なってきています。いや、そうならないと立ち行かなくなる ような気がします。 先ほどの家庭ではないですが、そのような家庭が 必然的に多くなるなら、やはり必然的に優秀な 人材の輩出される確率は少なくなるような気もします。 若い世代に投資がされないということなので。 今のように日本国内だけで、日本人だけで、 日本語だけで日本で生活が完結するようには なっていないでしょう。社会は大きく激変しているでしょう。 あなたの力がより長く必要な社会になります。 お客様からたまにお便りをいただきます。 「いつまでたっても自分の目標がかなわないのであきらめかけている」と。 大丈夫です。これからの時代、 定年後にあなたが社会を支えるために努力が 必要とされる時代が始まることでしょう。 あなたが社会人になる前に受験勉強をしたように、 定年を迎える時をスタート時点として始まる 新しい人生に向けて、準備をしないといけない 時代がきっと来ることでしょう。 あなたのスタートは今日でも遅くありません。 むしろ早すぎるくらいですから、なにも努力が無駄になるかも、 成就しないかもと、迷うことはありません。 今の内に、将来どうなるのか、勉強しながら、 しっかりと準備を進めて下さい。英語力は、 外せないスキルの一つだと私は個人的に考えています。 今、早すぎても、遅すぎることはありません。 あなたは、とてつもなく長い老後に備えて 今からどんな準備を始めますか? でも「明日から考えよ」。 なら、これが最初の克服すべき大問題です。 | ||
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お問い合わせ番号: -(MM-75) 発行者:株式会社フルーツフルイングリッシュ カスタマーサポートセンター E-MAIL customers@fruitfulenglish.com URL http://www.fruitfulenglish.com/ ※このサポート通信のバックナンバーはコチラから ※このサポート通信を受信したくない場合は、お客様専用の学習サイトにログインいただき、「お客様情報の変更」→「お客様情報変更」アイコンをクリック→「各種お知らせ受け取り」にチェックボックスを入れ、「受け取らない」をクリック、「変更を届ける」ボタンを押すと配信を中止できます。 |