フルーツフルイングリッシュ 英作文サポート通信 vol.363 2018/03/18 発行 | ||
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こんにちは。 フルーツフルイングリッシュ カスタマーサポートセンターの山本です。 また新しい一週間が始まりました。 私の一週間は このメルマガから始まります。 今回で363回目を迎えますが、 毎週こうやってメルマガを お届けしています。 英語で成果を出すためには ある程度時間がかかるため その間、できるだけ諦めずに 持ちこたえて頂くために 応援メッセージを送るというのが 基本コンセプトです。 以前少しお話ししたかもしれませんが 私は漂流記を読むのが好きで、海外旅行の際は 必ず本棚の中から年替わりで持っていきます。 別にヨットをやっているわけでもないし 海よりむしろ山が好きなのですが、、、 10年ほど前に読んだ本 「大西洋漂流76日間」という スティーブン・キャラハンが 書いた本を再読しています。 ヨットで単独で大西洋を 横断していたキャラハンが、 おそらくクジラとの衝突で ヨットを失い、救命イカダで 76日間さまよった際の毎日の 記録が書かれています。 過酷な状況下で何をやっても プラスとマイナスの面があり、 それが命に直結していた キャラハンの苦悩と それでも感じる生きいという想いと、 そのために懸命に小さな 行動を繰り返すキャラハンの 姿が描かれています。 「灰色に曇った空がひっそりとして、 寂しい海に影を落としている。昨日の太陽は、 太陽熱蒸留器に600CCの真水を作らせた。 しかし、今日の魔法の力は、 やや劣るものになるだろう。 雲は焼け付くような午後の日差しを和らげるが、 飲料水の生産量は減ってしまう。 人生はパラドックスに満ちている。 風が強く吹く時には、 目的地に向かって近づくが、 体は濡れて寒く、心細い上に 転覆の危機におびやかされる。 おだやかな日には、 体が乾いて、傷も治り、魚も獲りやすいけれど、 計画した旅の日程延長され、サメとの出会いも増すことになる。 救命イカダのなかでは良い状態と言うものはなく、 体を休める快適な場所も存在しない。 ただ悪い状況か、さらに悪い状況、 また心地の悪さと、ほんの少し それが少ない状態があるだけだ。」 「太平洋漂流76日間」 スティーブン・キャラハン著 長辻象平訳 ハヤカワ文庫 キャラハンは海の知識があったので 潮の流れの速さと風の強さで、 何日後にカリブ海に着くのか、 船の航路上で発見される可能性が 高い場所がどこなのかが わかっていました。 だからできるだけ、早く救出されるために 風が吹いて移動できるのは 望ましいのですが、それは嵐を伴うことも多く、 そうすると魚が取れなかったり、 テントのような形状の救命イカダの 中は塩水でいっぱいで、常に皮膚が海水と触れているため 彼の体は腐りかけていて、せっかく晴れの日に できたかさぶたがまた雨や塩水で剥がれる というような辛い環境だったのです。 究極のパラドックスですよね! ↓↓↓ メルマガ後半に続く ↓↓↓ ↓↓↓ 画面を下にスクロール↓↓↓ 募集は3月18日(日)まで 似たような意味を持つ 英文法や英単語の使い方で 日本人がよく間違えている 「英語あるある」を克服する講座です。 ルール化が難しく通常は打つ手がない分野ですが、 当社の膨大な添削データと、よく寄せられる質問から、 日本人の英語の間違いあるあるを抽出し講座化しました。 テキスト教材及び指導もすべて英語で行います。 中〜上級者向けの講座です。 受講に当たってはご注意下さい。 ログインしてこの商品を購入する ↓↓↓ メルマガ後半に続く ↓↓↓ ↓↓↓ 画面を下にスクロール↓↓↓ | ||
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[180.初雪] 今日はとっても暖かい。 昨日は肌寒かった。 明日は晴れて暖かくなり、最高気温は16度、最低気温は8度の予想だ。 天気予報によると今夜はマイナス5度まで下がるらしい。 明日は初雪だ。 [263.花粉症] 花粉症の季節になりました。 花粉症の私には一番つらい季節です。 先週辺りから花粉症の症状が出始めました。 目がショボショボ、鼻がムズムズ。 今年は花粉の量が例年の6倍から10倍と言われています。 [272.異動のごあいさつ] 皆様。 ご存知のとおり、皆様と6年間いっしょに働いてまいりましたが、このたび4月1日付けで東京の総務部に異動になりました。 この機会を借りて、この数年間にわたって皆さまから頂いたご厚情に感謝申し上げます。 皆さんのおかげで、ここでの業務は非常に思い出深く楽しいものでした。 4月1日からは、new@address.comで連絡可能です。 何か私でお役に立つことがあれば気兼ねなくご連絡ください。
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(メルマガ前半からの続き) 究極のパラドックスですよね! 私たちはこんな過酷な世界に 生きる事はありませんが、それでも 楽しさと辛さを常に天秤に かけて毎日の行動を選び取っています。 英語の勉強は決して楽しい 事ばかりではありませんよね。 時間もかかるし、 覚えたことが100%身に 付くわけでもありません。 覚える先からどんどん忘れます。 正しいのか、分かりません。 そんなものを、やりたい事を 我慢してやるわけです。 (趣味の領域に行っている方はラッキーですが!) ですがこのパラドックスを 乗り越えて、時間をかけた人だけが 達成できるレベルがあります。 毎日が楽しくて好きなことだけ やっていれば楽しさと言う点では 問題がないのかもしれません。 毎日が晴れの日のようです。 ですががんばる辛い日々がなければ 目標には永遠にたどりつかないかも しれません。これは雨の日のようなものです。 人生はパラドックスに満ちています キャラハンの場合は、 諦めたら「命」がなくなる 状況でしたが、少なくとも 英語を勉強している時間、 私達も何かを諦めてるはずです。 もしくはその時間を、 なにかそれより価値のない事をする事と 引き換えに、より大きな価値を 手に入れていると言えるかもしれません。 何を選ぶか、 そして何を諦めるのか、、、 毎日、あなたは選択しているはずです。 もう一冊、先週読み返した本があります。 「あきらめたから、生きられた 太平洋37日間漂流船長はなぜ生還できたのか?」(武智三繁著 小学館) こちらは日本人の漁師の漂流記です。 2000年に入ってからの最近の漂流記で 私が海外に留学していた頃に こんな事件が起きていたのかと、、、 私自身は知らなかったのですが、 当時日本は結構報道されたようなので、 ご存知の方も多いかもしれません。 キャラハンも、武智さんも、パラドックのある どんな状況においても、楽しみはあって それでも人生は豊かで、 そしてどんな辛い状況でも その状況を改善させるために その時自分がやれることが必ずある、と 同じ事を書いていたのが印象的でした。 「自分の状況をあきらめれば、いろんなことが 見えて来る。水はもうないぞ、でも自分は生きている。 手も足も動く。だったら、その動く範囲で何かはできるはずだって。 そのできることは、とりあえずやっとこうと。とりあえず、だよ。」 「あきらめたから、生きられた」(武智三繁著 小学館) (太陽熱で水を作れる機械が壊れていて常に調整し続けないと塩水が 混入するという状況で) 「夕暮れ頃には一リットルの真水を集めた。こうした小さな報酬のために 四六時中わたしはそれを上回る代償を払っている。」 「太平洋漂流76日間」スティーブン・キャラハン著 長辻象平訳 ハヤカワ文庫 英語に限らず、壁に直面した人は 漂流記を読んで、やらざるを得ない状況に なった人の記録を読むと続ける勇気を もらえるかもしれません。 【募集中】フルーツフルイングリッシュ一番人気講座が再登場! ネイティブ先生から日本語で あなたの英語のニュアンスのズレを 指導してもらえる「英語脳養成講座」15期生を募集中です。 本当の意味での英語上級者になるための半年間の特別講座! ※この講座は受講審査がございます。 お申し込み頂いても確実に受講できるわけではございません。 審査に落ちた場合は受講料を全額返金いたします。 ログインしてこの商品を購入する | ||
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