英作文のフルーツフルイングリッシュ サポート通信 vol3

フルーツフルイングリッシュ 英作文サポート通信 vol.3
2011/04/09 発行
友達にも教えよう!


こんにちわ。カスタマーサポートセンターの山本です。

 今回第3回目のメルマガになります。やっぱり地震関連になってしまいますが、少しお付き合いをお願いします。

 現在、必死に被災地の復興作業が進められています。

 個人レベルでは、節電、義捐金、ボランティアなどの動きが広まってきています。企業レベルでは、今後復興に必要になる物資・重機などの供給責任を果たすために、利益や売上げに優先するものがあるという姿勢で、自分たちが復興のためにできることを自分たちで判断してやろうという動きが出てきています。

 震災前になんとなく感じていた、自分さえよければよい、利益至上主義という雰囲気は少なく、日本人の美徳とされてきた「他者への思いやり」や「きずな」が実はしっかり日本に根付いていたことを示すエピソードをたくさん耳にするようになりました。私も自分にできることは何かな?と考えたりすることがあります。

 私自身は東京の江戸川区におり地震の被害はそれほどではないのですが、毎日帰宅の時間になると節電のせいで、いつもは煌々としている街灯が消えていて暗い中を自転車で駅まで向かう日々が続いています。

 今回の地震で思ったことは、身の回りにあるもので本当に必要なものは思っているほどないのではないか?ということです。なくても十分我慢できるものがたくさんあるように思えます。

 帰り道が少し暗くても、24時間自動販売機でジュースが買えなくても、コンビニで深夜買い物ができなくても別にたいしたことではないということ。

 日本は自動販売機大国です。なんと国民23人に一台の割合であるそうです。これらを24時間動かし続けると一台につき家庭一世帯分の電気代だとか。これだけで原発一基分に相当する電力らしいです。

 わたしたちは過剰なサービスに囲まれすぎていたということだと思います。今回の震災で、本当に必要なもの、無駄に気づいて、「これからの生活スタイル」を見直すことも重要だと思います。まだまだ電力不足は長期化しそうです。夏、もしかしたら次の冬も計画停電になる可能性はあります。本当に必要でないものを私たちが選別していくことで、少しでも世の中の負担が軽くなればいいのにと思う今日この頃です。

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今週のテスト[Test of the Week]
No. 問 題 文 正解率
7 このウェブサイトは、最新の技術を採用している。
This web-site ( ) a state of the art technology. 42%
回答:

8 銀行から1万9000円引き出した。
I ( ) 19000yen from the bank. 50%
回答:

9 なるほど!!
( )!! 39%
回答:
ヒント:(状況)日本の地下鉄は複雑で外国人にはちょっと切符を買うのは困難。道行く人に買い方を教わっているようです。ようやく切符の買い方を理解したみたい。そんな困難を乗り越えた時の一言!

10 ほたるを「光る虫」と呼ぶ人もいる。
Some people call ( ) lightning bugs. 24%
回答:

11 学校はこんでる。
The school is ( ) with people. 56%
回答:

12 次のデートでは私に運転させてくれるかも。
My boy friend may ( ) me drive a car in the next date. 65%
回答:



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今週の応援メッセージ

 3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震については、米国を含め全世界で大きく報じられています。そんな中日本のインターネット網が強靭であることが賞賛の目で報道されています。

 インターネット・モニタリングサービスを提供するRenesys社の報告ですが、地震直後にはトラフィック量が急落したが、数時間後には通常通りに復旧しており、これだけ大きな自然災害に遭遇しながら被害が非常に少ないとのこと。驚きをもって称賛されています。

 地震直後、数百万の電話回線が不通となったほか、携帯電話も非常に繋がりにくくなってしまったが、データ通信は非常に影響が少なかったため、人々はインターネットを利用して安否確認などを行っていました。

 この頑健なインターネット網を利用して、日本人だけでなく日本在住の外国人もFacebookなどのSNSやTwitterを利用して情報を収集しています。

 地震や津波警報、また重大な放射能漏れ事故を起こした原発に関する情報は多くのテレビ番組で報道され、会見も開かれるのですが、それらの情報は日本語でのみ発信されるため外国人には理解しにくいのが現状です。

 そこで外国語で発信できる日本人や外国人が積極的にTwitterやFacebookで概要を翻訳して発信し、それらをフォローすることにより外国のCNNやロイターなど大手メディアが報道をする前に、タイムリーに情報を知れているのです。

 日本の各地で何が起きているか、日本在住の外国人だけでなく海外の多くの外国人もTwitterの情報をフォローして知ることができたのです。
 −被災地では、秩序を保って緊急避難場所へ集合し、被災者がお互いに助け合って救助を待っていた。
 −交通が麻痺し混乱した東京でも、暴動は発生しなかった。
 など、日本がこの天災に直面して秩序を保った対応をしていることを知ることができたのです。全世界の各メディアが、日本の地震に対する対応を知り、地震発生の翌日に日本を賞賛し応援する記事を掲載しています。


 それができたのは、災害現場の個々人の体験が生の情報としてSNS等を用いてリアルタイムに伝達されたことが理由の一つではないかと思います。

 英語力を使って自分の知り得る情報を世界に発信することができた個人の力も非常に重要なものだと思います。

 今回発生した震災のように、世界が注視している状況の中でマスメディアに頼らない、現地の声を世界に発信する能力の重要性、必要性を改めて思い知らされました。
 正しいことを客観的に伝える(不要に不安をあおらない)伝え方のスキルももちろん重要ですが、臨機応変に状況を伝える英語力もまた重要です。

 英語を自分でアウトプットできることはすばらしい能力です。
この能力を使って、こんな状況でも世界に貢献できることがあるのだと改めて認識しました。日ごろからコツコツと英語アウトプット力に磨きをかけていく必要があると再認識した出来事でした。



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