英作文のフルーツフルイングリッシュ サポート通信 vol264

フルーツフルイングリッシュ 英作文サポート通信 vol.264
2016/04/18 発行
友達にも教えよう!


今、「休む技術」というタイトルの本を読んでいます。



最近、なんだか勉強する時間もなくなってきたような気がするし、
ジョギング以外に外出することがなくなったし、何か忙しなく
本当に必要なことを考える時間もないなぁ・・・



少しはペースを緩めるためにこんな本も読んでみるかと
そう思って、今必要な本だっ!とすぐに手にとったのですが、
蓋を開けてみると・・・



もっと頑張るための本でした・・・



原書のタイトルは「The Way We're Working Isn't Working」
う〜む。明らかにタイトル、盛ったね・・・という感じですね。
よくあることなのですが。



それはさておき、良い本には違いなく、英語を頑張る私たちにも
役立つヒントが書かれていました。
このテクニックは、うまくやると、自分の意志の力で
無理に頑張るのをやめて、いかに楽に目標を達成するかにも通じ、
結果、空いた時間で休めるということにもつながりそうです。



今日は、少しでもあなたの英語勉強を楽にするヒントです。



私がまず面白かった事。



それは、人間は日々意識的に自分で取捨選択し
行動しているように思いがちですが、
実は私たちは「良くも悪くも習慣の生き物」だという事です。



私たちの行動の実に95%は習慣でなりたっているそうで、
無意識に動いている場合もあれば、外部からの反応に要求する
場合もあります。つまり、自分では意識的に自分の生活を
コントロールしているようで、多くの場合そうではないということです。



衝撃です。



人類になって発達させた脳の前頭前野を使うより、ほぼ
原始脳を使って行動しているのが私たちの実態だそうです。
(刺激に反応している動物とほぼ同じということらしいです・・・)



本当かな?と思いました。でも、新着メールが来たらすぐにそれを
開いてしまう行動を1つとってみても、反射的に行動していて
これは外部からの要求に反応する例ですね。



そう言われたら、あ、そうかも・・・納得です。



なぜこうなってしまうのかは、専門的な書籍に譲るとして、
この習慣をうまく自分の都合の良いように利用する事が、
私たちのゴール達成を比較的容易にしてくれるそうです。



一流のアスリートなどは自分の目標に通じる行動を、
長い時間をかけて習慣にまで作り上げ、自然に練習に向き合える
ようにしているそうです。彼らにだって練習は楽しくはないものですから。



あいつは意思が強いなとか、私は意思が弱いわなど
みなさんそれぞれあると思いますが、一般的には
意志の力を過大評価してはいけません。意志は筋肉のようなもので
すぐに疲れ、疲れた状態では意志は働かないからです。



良い例が、この本に引用してあったのですが、



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今週の新着課題

[8254.東京観光の1日]


[写真添削]
この写真の情景を説明してください。もしくは連想できるストーリーを英語にしてください。     

[8253.果物屋さん]


[写真添削]
この写真の情景を説明してください。もしくは連想できるストーリーを英語にしてください。     

[8252.幼稚園生]


[写真添削]
この写真の情景を説明してください。もしくは連想できるストーリーを英語にしてください。     

[8251.茶摘み]


[写真添削]
この写真の情景を説明してください。もしくは連想できるストーリーを英語にしてください。     

[8250.新入社員研修]


[写真添削]
この写真の情景を説明してください。もしくは連想できるストーリーを英語にしてください。     


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パスワードを忘れた方



今週のテスト[Test of the Week]
No. 問 題 文 正解率
790 忙しすぎて電話を買う暇がなかった。
I've been ( ) busy to get myself a phone. 75%
回答:
ヒント:「〜しすぎて・・・できない」という意味になる構文です。

791 なんという偶然!
( )! 42%
回答:
ヒント:長く出会ってない人と偶然街中で遭遇したときの一言!

792 A「シフト代わってくれないかなと思って。」 B「いいよ、でも一つ貸しだからね。
A: I was hoping you could change shifts with me. B: Fine, but you ( ) me one. 63%
回答:

793 田中さんは今週忌引き(休暇)となります。
Mr. Tanaka is going to be on ( ) this week. 29%
回答:
ヒント:「忌引き」

794 エルナンドは1週間以上前に入院した。
Hernando ( ) over a week ago. 45%
回答:
ヒント:「入院する」という意味の動詞

795 私の買った掃除機は毎数分、停止してしまいます。
Every few minutes the vacuum I purchased ( ) its own. 30%
回答:
ヒント:電化製品などが故障で電源を入れてもすぐに止まってしまう様を表す表現を学びましょう。




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今週の応援メッセージ

良い例が、この本に引用してあったのですが、


・ダイエットで減量する人の95%はまた太る。
 しかも、かなりの割合で元の体重を上回る結果になる。
・心臓発作を起こしたあとでも、
 食事や運動の習慣を変えようとする人は7人に一人しかいない。
・新年の誓いを立てた人の25%は、1週間後にはそれを放棄している。
 半年後には60%の人がやめている。
 平均的な人は同じ新年の誓いを10回立てて、その度に失敗している。
・組織変革の試みの70%は、最終的には失敗している




これ自分のこと?って思った人、いませんでした?
私はいくつかありましたが!



これは全て意志の力で無理やりなんとかしようとした結果。
でも、意志の力は儚いもの。そこで、冒頭で紹介した習慣の力を
生活に取り入れることで、チャレンジにかかる負担を減らすという
アイデアです。



今日伝えたいのはこれです。



「何かの行動をいつするか具体的に決めると、それをするために
必要なエネルギー量が引き下がる。運動などの新しい行動を
始めようと誓うときは、そのための時間を確保しておかないと、
実際に行動を起こす可能性は低くなるのだがそれに気がつかない人は多い。
やらずに終わる理由の1つは、その時間にしたいと思うもっとやりなれた別の行動(これも習慣の1つ)があるか、もっと簡単で楽しい行動があるからだ。」

『忙しい社長のための「休む」技術 集中力、モチベーション、生産性を高める最新科学』
トニー=シュワルツ、ジーン=ゴメス、キャサリン・マカーシー著



実際に行われた実験の結果わかった事です。予め時間を決めて
課題にチャレンジしたグループと、好きな時間に課題をやって
いいと言われた対象グループを比較した結果では、
望んだ行動が取れた人の割合は実に3倍もの違いがでています。



だからこそ、定期的に締め切りがある特別講座の課題の提出率は高く、
自由に提出できる締切がない課題の終了率は低いという当社の
データとも一致しています。




ちなみに、今でこそ2週間毎に締切がある特別講座も、
以前は、締切はその講座の最後に1回だけでした。この時は、
みなさん締切直前にそれまで全部の課題を提出したり、提出できなかったりと、
目的が提出になっていて、履修率も低かったのです。
でも、締切を隔週に変えるだけで、驚く程履修率は改善されました。
これも行動科学の最近の成果を取り入れた例ですね。



つまり、一見自由は自由度が高そうで良さそうにみえますが、
正直申し上げて、自分の自由に任せると結果は出ないということです。



ですから、あなたも英語の学習時間を毎日何時にやるか、決めてください。
そして、勉強しなきゃ!と考えるステップを極力減らしましょう。



考える必要があるようだと、もうゴール達成は
おぼつかないという事が証明されていますから、
あなただけが特別なんてことはきっとないはずです。



私も普段やる仕事は前の日か、仕事が始まる前に順番まで決めています。
そうすることで仕事を1つ終わったあとの迷いがなくなり、予定していた
仕事が時間内に終わることが増えました。これもできるだけ
自分がその時考えるのを少なくしている例と言えると思います。



P.S.この本を読んで思ったこと。メンバー様がそれぞれ自分で、
決めた時間にログインして勉強の準備を整えたら、
何かご褒美がもらえたり、ポイントが貯まったり
というのが面白くて良い習慣化の仕組み化に貢献できるのではないかな・・・
と考え始めています。



あなたはこの仕組み、どう思いますか?希望しますか?



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