フルーツフルイングリッシュ 英作文サポート通信 vol.21 2011/08/13 発行 | ||
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こんにちわ。 フルーツフルイングリッシュ カスタマーサポートセンターの山本です。 う〜む、暑いです。 冷房を控えているので、保冷剤を着脱できるタオルを首に巻いて暑さをしのいでいます。 子供が外で遊びたがらないのがせめてもの救いでしょうか・・・ 子供は外で遊ぶものと思いきや、うちの子供はインドア派のようです。 忙しい時に自宅で仕事をしていると 「遊んで・・・」、「遊んで・・・」と純粋な目で見てくるのでつらいのですが、 将来の準備と今しか見れない子供の成長と、うまく両方のバランスを 取りながら頑張らねばと思いながらの毎日です。 さて、「Ward先生の英文ライティング基礎講座」を購入された方への無料 プレゼント「英文eメールを書くときのルールブック」を 送付させていただきました。 ぜひご確認ください。30ページの大作となっています。英文eメールを 書くときのルール事項がギッシリ詰まっています。 是非、常にお手元に置いてご活用ください。 大人気の「Ward先生の英文ライティング基礎講座」、 Ward先生の指導時間に限りがあるため、定員60名です。 残り定員は僅か15名です(8月5日時点)。 お申し込み期限は今月いっぱい。 20%割引キャンペーンは終了してしまいましたが、 「英文メールを書くときのルールブック」は是非たくさんの方に見てほしいため、今回 8月末までにお申し込み頂いた方にも配布することにしました。 この最後のチャンスをお見逃しなく。 お知らせ 8月20日(土)〜8/28(日)までの間、当社事務所ビルの改装に伴う回線工事のためカスタマーサポートセンターからのお問い合わせ回答がタイムリーにできません。ご回答までにお時間がかかる場合がございますが、あらかじめご了承お願い申し上げます。 期間中にサービス停止、回答が遅れるもの:(1)お問い合わせ回答、(2)「質問する」の受付、(3)英文校正・翻訳サービスの3点です。英文添削サービス等は通常通り受け付けております。 ご迷惑をおかけいたしますがご理解・ご協力お願い申し上げます。 | ||
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[145.お盆] 日本の夏休みは7月の後半から8月いっぱいまでです。 8月の15、16日ごろはお盆といって、先祖の霊を家に迎える行事があります。 日本は東京や大阪などの都市に人口が集中していて、田舎にいる祖父や祖母と離れて暮らす家族(核家族)が多い。 そのため、お盆は、離れてくらす両親と再会し、しばらく一緒に過ごすいい機会なのです。 この時期、東京や大阪など首都圏での出勤・帰宅ラッシュは比較的緩和される。
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最近の急激な円高、すごいことになっていますね。 経済産業省が発表した「円高の影響に関するヒアリング」によると、円高ドル安の影響で製造業の65%が減収となる見通しが明らかになりました。 このまま円高が続いた場合、約4割の企業が拠点の海外移転を進めると回答するなど、国内産業の空洞化の加速がますます懸念されているようです。 製造業の対ドル想定レートは、今年2月の調査時点では90円以上95円以下とすると回答した企業が多かったのですが、ここにきて、1ドル80円程度が恒久的に続くとみている企業が多く、80円を想定する企業も増えてきました。 そもそも円高とは、海外の通貨に対して相対的に円の価格が上昇するということです。 例えば、今まで1ドルで100円の価値の日本のモノが買えていたのに、今は1ドル出しても70円の価値のものしか買えない。 今まで100円の価値のものが1ドル出せば買えたものが、1ドル30セントくらい出さないと買えなくなる。 そういうことなんです。つまり値段が高くなるので、日本製品の買え控えが始まるわけです。 日本製品が相対的に高くなるので世界での競争力が弱くなり製品は売れなくなる・・・輸出企業の売上が落ち、減収となっていくという図式です。日本は輸出立国なのでこのままでは立ち行かなくなる・・・ ・・・このように、テレビ・ニュースは悲観論一色です。 日本語だけを使って日本国内だけで勝負しようとする人には厳しい時代の到来かもしれません。 しかし、冷静に考えてみると、これは悲観すべき状況なのでしょうか? 本来経済活動とはお互いに得意な分野を補い合ってより豊かになっていくべきもののはずです。 リカードの比較優位理論が教えているように、国際分業を進めることで、国は限られた一定の資源の下でも生産を拡大し、国民経済の効用を高めることができます。韓国や、スウェーデン、フィンランドなどは国土、人材が少ない中でも多数の世界的な優良企業を輩出しています。 日本の空洞化を懸念するよりは、日本の企業が海外にどんどん出て行って生産を効率化し、外貨を稼ぐ。今後縮小する日本のマーケットだけでは食べていけない事実もあり、このような動きはショック療法ではあるかもしれませんが、円高契機であってもこの流れが加速するのは歓迎すべき動きではないでしょうか? それより心配なのは、日本の経済活動のうち貿易に占める割合がいまだに少ないことです。 日本のGDP(国内総生産)に占める輸出、輸入の割合を見てみると、輸出が13%、輸入が10%となっています(2005年の少し古い調査ですが)。 つまり、国内所得の約13%を国外で稼ぐ一方で、国内所得の約10%を輸入品の購入に費やしているということです。 最新の「各国の輸出依存度の推移」(「通商白書」2010年)によると世界平均32.3%に対して日本は18.2%になっており、2005年より若干の改善が見られます。 携帯電話や液晶テレビで有名なサムスンやLGなどを抱えるお隣、韓国は54.8%超、EU圏についてはEU域内の貿易が活発なため、EU加盟各国の輸出・輸入がGDPに占める割合は比較的高く、スウェーデンで30%程度、ドイツは50%弱、チェコに至っては60%と、貿易が経済の中で大きな役割を果たしていることが分かります。※自国内で十分なマーケットサイズを持たない国はやはり、海外で外貨を稼ぐという戦略を取っている国が多いようです。 日本は「無資源国であるために、モノづくりの巧みさを活かした通商活動に依存している貿易立国である」というイメージが定着していますが、少なくともGDPに対する輸出依存度を見る限りそのような姿は見えてきません。一部の日本発の世界企業のイメージ(ソニーやトヨタなど)だけを見ている気がします。 ※本来的には輸出・輸入依存度を考慮しないと不正確なのですが、輸出・輸入依存度は双方同じように動くため、議論を簡略化するために省略しています。また、アメリカのように経済規模が大きければある程度国内だけで経済活動が事足りるため輸出依存度も低くなる傾向にあります(アメリカは7%)。 今後、少子化、高齢化の進展により労働力の制約は間違いなく強まっていきます。しかしその中でも国際分業を進める(=他国並みに輸出依存度を高める)ことができれば、日本経済の生産性・競争力を維持・向上させることはできると思います。 これからの日本の成長戦略のカギは対外面では、輸出依存度をどれだけ高められるかにかかっているような気がします。 ますます不透明な時代ですが、来るべき未来のために何ができるのか、時間をとって考えてみるべき時かもしれませんね。 | ||
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