フルーツフルイングリッシュ 英作文サポート通信 vol.163 2014/05/11 発行 | ||
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こんにちは。 フルーツフルイングリッシュ カスタマーサポートセンターの山本です。 今日の記事にはたくさんの法則や理論が出てきますが 結局は同じものであったり、相互に補完しあう関係のものです。 100年以上の歴史を持つものもあれば近年発表されたものも ありますがルーツは同じで、私たちの生活に深く 根付いているものです。 あなたの人生や英語学習にもきっと役立つ法則ですので 紹介させてください。 あなたは「べき法則」をご存知ですか? 「ほんの少数の上位が突出して大多数を独占し、大多数の下位が小数を分け合う」 特徴を持つ自然法則のことです。 この法則を「英語」の分野で調べた結果があります。 ジェームス・ジョイスの有名な「ユリシーズ」という長い長い小説に使われた 26万430個の英単語といくつかの新聞記事の4万3989個の英単語を洗い出し、 その出現頻度を調査したものです。 結果は以下のグラフの通りなのですが、 the、of、andなどのごく少数の単語が全体の大多数を占めることが 分かっています。「べき法則」が単語の出現頻度にも表れることが 明らかになったのです。 ユリシーズ「英単語出現頻度」 さらにこの調査結果から導かれた法則があります。 「ジップの法則」と呼ばれている法則で 単語の出現頻度が2番目の単語は1番目の2分の1の、 3番目は3分の1の確率で現れるというものです。 細かく見ていくと1位は定冠詞theで全体の10%の出現率を占め、 2位のofの倍の頻度で使われていることが分りました。 ちなみに不定冠詞aは第6位につけています。 なぜこのような話を紹介したのかというと、私たちの周りには 「80対20の法則」などのべき法則が普遍的にみられるからです。 この自然測にしたがって、重要なポイントを見極め 効率よく努力していくことが成果を手にする 近道だと思えるからです。 私たちは努力をすればそれに応じた成果が得られると 思い込みがちですが、実はほんの少しのポイントを絞った努力が 成果の大多数を占めることがほとんどです。 逆の言い方をすると努力のほとんどは効果的ではないということです。 (カオス理論では「線形」と「非線形」という言葉で表現しています) 先ほど「80対20の法則」の名前を出しましたが「パレートの法則」 という名前であればあなたも聞いたことがあるかしれません。 100年前の1897年にイタリアの経済学者ヴィルフレード・パレートが発見した法則は、 時を経て近年「カオス理論」でその性質が説明できる法則であることが 分りました。 【パレートの法則】 log N = log A + m log x (Nは金額xより高い所得を得ている人の数、Aとmは定数) 難しい式ですが(式を覚える必要はありません)、 ある所得水準とその水準以上の所得がある人数の間に一定の関係があることを説明しています。 どの国のどの時代をとっても、その関係が近似値的に成立します。 パレートが取り組んだのは狭い経済の分野でしたが、 今や、それがカバーしているものは人間の経済活動やインターネット、 自然現象まで、広範囲であることがわかっています。 カオス理論やパレートの法則が教えるところは、結局のところ 結果(成果)の80%は、原因(行動)の20%からもたらされるということ、 そして「少数が重要で、多数は重要ではない」ということです。 あなたも含め、日本人の英語学習において「少数」の決定的に重要な要素は何か? というのが今回の記事のテーマです。 私たちが過去10年以上にわたり観測し続けてきた 日本人がもっとも良く間違えている「冠詞(a/the/無冠詞)」というテーマ。 日本人の英語をもっともぎこちなくしている「冠詞」。 文中での出現(利用)頻度と、平均的な日本人が最もよく間違えていることを考えた時、 この「冠詞」を改善することがあなたの英語力全体を大きく改善する 重要な要素であることは間違いがないようです(当社見解)。 英語でもっとも利用頻度が多い(2位のofより2倍多い)冠詞を 正しく使えることがあなたを含め日本人の英語をより改善 させるキーポイントです。 冠詞は使い間違えるととんでもない誤解を生じます。 だから当然ネイティブは間違えません。 英語がある程度できる方は、 ぜひ万遍なく英文法を学習するのではなく 「冠詞」に注目して英語学習を進めてみて下さい。 日本語にない概念だけに、重要性を理解されていない方も圧倒的に多いのですが 今回の記事でその重要性をぜひ理解してください。 出現頻度も全英単語100万単語の中で1位と6位を占めていますよ。 冠詞を多数のイラストでネイティブが学んできたように攻略できるテキスト、 今月販売開始です!お楽しみに!これは私も今読んでいますが、目からうろこです! もう間違えなくて済むと思うと、一人でも多くの日本人の方に読んでほしいと思っています。 お楽しみに! | ||
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[273.田植え] ゴールデンウィークを利用して田舎に帰省している。 田舎にいる父母は高齢のため農作業がつらい。 毎年この時期に田舎に帰省し、田植えを手伝う。 都会勤めで体がなまっているので、ちょうと良い運動だ。 次に帰省するのは秋の稲刈りのシーズンだ。
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#1 講師紹介ページをアップデートしました! 2月に採用をした新しい講師のうち4名のプロフィールを公開しました。 Melissa先生、Michael先生、M.Kayo先生、Asako先生のプロフィールを追加しました。 Michi先生、Hiromi先生のプロフィールは現在準備中です。 こちらのページからご確認ください。 なお、現在、生徒様の増加にともない新しい講師も何名か追加になっています。 今後、Adam先生(アイルランド出身)、David先生(アメリカ出身)についてもよろしくお願い申し上げます。 #2 リスニング教材「英語テストプレミアム」新登場割引は5/12(月)まで! 今月初めにアイデアを募集しスタートしたリスニング教材開発プロジェクトですが 3週間で第1弾の商品「英語テストプレミアム」が販売開始になりました。 商品内容の詳細は、このイメージをクリックして専用のページで確認してください 自分で英語を使うためには避けて通れない必須の基礎単語を を覚えるために、テスト、リスニング、きき取り&かき取り練習を 組み合わせた新感覚の教材です。使えば使うほどポイントがたまって ご褒美教材をもらえたり、楽しい要素も満載です。 5月12日(月)まで新商品販売を記念して割引販売を実施中です! どうせ買うなら、お得な今です。 この商品の詳しい説明ページはコチラ ※メンバーの方はログインして「追加お申し込み」ページよりお申し込み下さい。 #3 Roddy先生の「イギリス英語」特別講座 申し込み5/12(月)まで! 毎年1回開講するRoddy先生のイギリス英語特別講座が3回目の開講を迎えます。 4/21(月)から販売を開始しています。 講座内容の詳細は、このイメージをクリックして専用のページで確認してください イギリスに住んでいる方、イギリスにあこがれている方、 成長著しいアジア圏の人々とコミュニケーションする 必要がある方はこのメールを確認してください。 今世界でもっとも英語を使っているのは、 アメリカでもイギリスでもなくアジアの人たちです。 今後インド英語が世界標準英語になるとされていますが、 インド英語のルーツをたどるとイギリス英語にたどり着きます。 イギリス英語は、イギリス連邦52か国で広く使われており、 イギリスをはじめオーストラリア、ニュージーランド、カナダ、 インド、シンガポー ル、マレーシア、そして今後成長が見込まれるアフリカの 多くの国々で話されています。(カナダは現在イギリス連邦非加盟ですが、 カナダ英語はイギリス英語がルーツ) あなたが日本の学校で慣れ親しんだアメリカ英語に加えて、 イギリス英語を理解することは、世界で日々増えている 英語を話す人とコミュニケーションするうえで より正確に彼らを理解する一助にもなるかもしれません。 もしあなたがヨーロッパ圏だけでなく、 今後成長が著しいアジア圏の人々やアフリカ圏の人々と 英語を使ってコミュニケーションするなら、 イギリス英語に通じていることも一つのメリットになるかもしれません。 あなたが今まで勉強してきたアメリカ英語※との違いを軸に、 Roddy先生にイギリス英語を正しく使うための指導をしてもらえます。 ※日本の英語教育はアメリカ英語がベースです。 お申し込みは5/12(月)まで<定員40>開講は5/12(月)です!詳しくはコチラ | ||
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お問い合わせ番号: -(MM-163) 発行者:株式会社フルーツフルイングリッシュ カスタマーサポートセンター E-MAIL customers@fruitfulenglish.com URL http://www.fruitfulenglish.com/ ※このサポート通信のバックナンバーはコチラから ※このサポート通信を受信したくない場合は、お客様専用の学習サイトにログインいただき、「お客様情報の変更」→「お客様情報変更」アイコンをクリック→「各種お知らせ受け取り」にチェックボックスを入れ、「受け取らない」をクリック、「変更を届ける」ボタンを押すと配信を中止できます。 |