フルーツフルイングリッシュ 英作文サポート通信 vol.11 2011/06/04 発行 | ||
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こんにちは。カスタマーサポートセンターの山本です。 台風の接近の影響で今週は雨が多かったですね。だいぶじめじめしてきました。 さて、いよいよ6月1日から「Kenji先生のビジネスeメール特別講座」が始まりました。 まだ申し込まれていない方は、6月30日までお申し込みいただけます。(20%オフキャンペーンは5月31日で終了いたしました。) 「課題にとりくむ」ページ、「自由に作文する」画面に「特別講座」のメニューが表示されていますので、購入された方はそちらからご利用下さい。 今回の講座は、役に立つ特典も付いていますので、ぜひチェックしてみてください。 以下5つの特典を準備してみなさまをお待ちしています。 毎回、課題の復習時に、Kenji先生の解説に加えて、ビジネスeメールを書くためのノウハウ、TIPSが詰まった無料レポート、コンテンツがもれなくもらえます。5回分のレポートの内容は以下の通りです。(企画時点の内容であり、事前の予告なく内容が変わる場合がございます。あらかじめご了承ください。) 無料コンテンツ#1 ビジネスeメールの構成についての基礎をおさえます。 件名の書き方、書き出し、クローズ方法、署名欄の各パートについて、知っておくべき基本を学ぶことができます。第1回目の課題の復習時にプレゼントされます。 無料コンテンツ#2 ビジネスeメールを書く上での基本的な約束事を学びます。 例えば、年月日、時間の表記方法、数字を書く場合のルールなどを学びます。第2回目の課題の復習時にプレゼントされます。 無料コンテンツ#3 ビジネスeメールの書き出しに便利な例文集です。 パターンを覚えるだけで、ぐっと表現力がアップします。 第3回目の課題の復習時にプレゼントされます。 無料コンテンツ#4 ビジネスeメールのクロージングに使える例文集です。 パターンを覚えるだけで、 ぐっと表現力がアップします。 第4回目の課題の復習時にプレゼントされます。 無料レポート#1 Kenji先生が特別講義期間中に指導した中で、会員様のよくある間違いについて解説する予定です。 他人の間違いから得られる貴重なノウハウを学ぶことができます。この講座の集大成といえるレポートです。このレポート#5については、受講期間が終了してから記事を作成するため、配信は受講期間後となりますので予めご了承お願いします。 もっと詳しく知りたい方はこちらから! 今週の応援メッセージは「情報鎖国の日本」というテーマでお届けしました。こちらも是非チェックして下さいね。 | ||
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[19.くつろぎの1日] 今日は昼頃まで寝続けた。そして午後は読書しただけ。 こんなにくつろいで過ごしたのは久しぶりだ。 ここ何日か暖かい日が続きそうだ。 でも梅雨は歓迎しない。
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さて、今週の「応援メッセージ」は「情報鎖国の日本」というテーマでお届けします。 これだけ経済が豊かで、海外からの製品や情報が多く入ってきている印象がありますが、それは本当なのでしょうか? 実は日本は情報鎖国の国であるというレポートがあります。 「10年〜20年ほど前は海外情報が少なかったから、英語を勉強して、英語で情報を入手する必要があった。でも、いまはどんどん洋書が翻訳されて日本語で情報にアクセスできるので、あまり時差なく海外の最新情報が入ってくる。だから情報を入手するという点では英語を身につける必要がない。」 こんな意見もあるようですが、よく考えるといったいどんな情報が翻訳されて私たちの目に触れているのでしょうか? 翻訳するにはお金がかかります。きちんとした日本語にするには、専門知識がありかつ経験ある人材が必要です。時間と費用がかかるので、費用を回収し利益を得るには、翻訳情報というのは万人が望むトピックでなくてはならないという結論に落ち着く傾向があります。 結果、翻訳されるのは、時事や芸能ニュースのような大衆向けの情報ばかり。ビジネスのヒントになるような質の高い情報は、受け身では入って来ないのが現実です。 事実、海外は多くの分野で10年、15年先を行っていることが多くこれらの本の多くは翻訳されることなく日本語ではアクセスできない状態のままなのです。(当社が10年前に始めたeラーニングシステムもようやく日本で一般的になってきました。私が最近勉強し始めたマーケティングなどの手法もやはりアメリカでは日本より10年程度先行している状況のようです。) 確かに、有名な「7つの習慣」や「金持ち父さん、貧乏父さん」などランキング上位を獲得する本もありますが、氷山の一角でもっともっと有益な情報はたくさん海外にうずもれたままというのが現状です。 日本では分厚い本にはあまりお目にかかりません。これはズバリ、分厚い本は日本では売れないからだそうです。一般に英語の本を日本語に翻訳するとボリュームはおおよそ1.5倍〜2倍程度になります。 日本では1冊の本を制作する期間が2〜3カ月なのに対し、アメリカでは平均1〜2年。徹底的に練られ事例が豊富な良書が多く、英語圏では分厚い500ページ超のビジネス本はザラにあります。 日本では、終わりの見えない出版不況が続いており、特にビジネス書は市場が年々縮小。ここにきて、いくら良書とは言え採算ラインに乗りにくい洋書はますます売れず、海外からの良い情報に日本語ではアクセスできない状況に追い込まれています。 日本人は一般的に中学から高校にかけ英語を教えられますが、悲しいかな、英語力は世界227カ国中第110位(2005-2006 TOEFLテスト ETC調べ。)。先進国としてはかなり低い水準です。急成長中のアジア地域でも最下位。 自ら海外の情報にアクセスもできず、かといって出版業界からの海外情報の流入も不十分な状況であり、日本人は日本語でしか情報にアクセスできない、いわゆる「情報鎖国」状態になっている可能性があります。 以前の英作文サポート通信 vol2 でもお伝えしましたが、今まではそれなりの経済力があったため、自国内の経済(日本語)だけで十分生きていけた状況があったかもしれませんが今後、日本の少子化で経済力(および日本という国の存在感)自体が低下していくなかで、日本語だけで生きていけるのかを考える必要がありそうです。 良いように考えれば、日本語がある程度今まで日本のマーケットや文化を守ってくれていたと言えますが、逆に言うと、世界から孤立させられてしまっているとも言えます。 日本の企業も、日本のマーケット縮小に向け海外特にアジアなどに活路を求めていっていますが、10年単位のスパンで今後を考えた時、もう日本語だけでは食べられない時代がくるのかもしれません。 今までは日本語で日本のことだけ考えていれば生きていける時代でした。でもこれからはきっと変わってくるでしょう。世界の中で一人一人が自分の立ち位置をしっかり理解して生きていく時代がくるのかもしれませんね。 その時、誰に頼るのか? 私たちが世界を知る代表的なメディアであるマスコミ(新聞やテレビ)は伝える側のスタンスがある以上、ある程度のバイアスがかかるため、事実を十分に伝えてくれているかどうかは私たちには知りえないことです。嘘は言っていないにしても、不十分な情報で事実を正しく認識できないのが世の常です。今話題の原子力発電もそのひとつでしたよね・・・。二酸化炭素を排出しないことばかりがメリットとして謳われクリーンエネルギーとされていましたが、放射性廃棄物自体を廃棄するのに途方もないコストがかかることは伏せられているわけです。 ちなみに、国際政治学者の浅井信雄さんの著書「日本の本当の順位」によると、報道の自由度において日本は、168の国と地域の中で第51位(国際団体「国境なき記者団」調査)。先進国としては自由度が低い位置にあります。 これは国力の高い国は世界からの注目度が高くマスコミへの政府介入などが強いことがあげられるそうで先進国には多い傾向だとか。でもその先進国の中でも低い位置にあるようです。 しっかり自分で必要な海外の情報にアクセスできることが、生きていくために重要な時代になってくるのではないかと思います。 最後に、世界と日本とのかかわりについて面白い調査結果があるのでご紹介して今回の「応援メッセージ」を終わりにしたいと思います。下の世界地図を見て下さい。 これはFacebook(世界最大のソーシャルネットワークサービス。ご存じない方はMixi「ミクシィ」の世界版だと思って下さい。既に全世界で6億人のユーザーがいる今もっともホットなwebサービスです)にインターンに来たポールという男性によって作られた地図です。Facebook上の1000万人もの交友関係の「繋がり」を線であらわしたものです。 このようにみるとロシアや中国、北朝鮮は世界との交流が個人レベルでは相当少ないことが分かりますね。 もう1枚の写真は皆さん既に本やテレビなどで見られた方がいるかもしれませんが、人工衛星から夜の地球を撮影したものです。経済活動が盛んな国ほど明るく表示されています。 この2枚の世界地図から読み取れることは、基本的には、人間のつながりと経済活動の活発さは比例するようですが、ニュージーランドと日本を見ると違いがあります。 ニュージーランドは日本ほど経済活動が盛んではありませんが、世界とのつながりは日本以上です。逆に日本は世界とのつながりが低い。これはfacebook自体がまだ日本ではそれほど一般的ではないこともあるかもしれませんが、これが何を意味するのか考えてみる必要があるのかもしれません。 | ||
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