『私は、日本で生まれ育った日本人です。大学在学中は、アメリカに1年間留学をしていましたが、その期間以外は、ずっと日本で英語を勉強しました。幼少期は、インターナショナルスクールに通い、小学生/中学生時代は、9年間英会話スクールに通っていました。幼い頃から、英語に囲まれ、英語に触れる機会がとても多かったので、必然的に英語という言語そのものに心を惹かれていました。英語を勉強することがとても楽しく、勉強すればするほど、多くの人とコミュニケーションが取れるようになり、世界が広がる感じがしました。
英語を勉強する上で、「発音を綺麗にする」というのは、正直あまり意識してきませんでしたが、私が通っていたスクールで一番重視していたのは、リスニングだと思います。幼少期(特に小学校の6年間)に耳を鍛えることがいかに大切かを常に言い聞かされ、「教材の付属のCDを意味がわからなくてもいいからひたすら聴け」的なポリシーがあったことが強く印象に残っています。シャドーイング、マンブリングなどを授業の初めに行って、正しい英語の発音、イントネーションを身につけてきました。
さきほど小学校の6年間に耳を鍛えることが大切と説明しました。私の場合は運が良かったのかもしれません。ではこれまで発音の練習をしてなかった方が大人になってから正しい発音を育てるのはムリなのでしょうか?
無理ではありません。今からでも間に合います。
英語の発音に関して、よく耳にするのは「正しい発音を身につけることができるのは、耳が発達している幼少期だけだ。」という意見です。確かに、子供は「英語」という言語における前提知識が全くない、発音のクセがないまっさらな状態から発音を身につけていくので、非常にネイティブの発音に近い英語の習得が可能です。大人になると中学生、高校生、大学生の間に無意識についてしまった発音のクセがあるので、クセがある状態から、正しい発音に矯正することが大変になるかもしれません。
かといって、大人は正しい発音を身につけることが無理かといったら、そんなことは全くありません。
発音は、自分の英語の音のクセ(無意識にRをLの発音で読んでしまう、thをスと発音してしまうなど)をしっかりと理解した上で、自分に合った練習法を継続的に実践していくことで、修正することが可能です。初回のレッスンでは、まず受講者様1人1人の発音を把握した上で、それぞれに合った学習法を提供させて頂きます。』